スペイン巡礼の道へ

pepe

2010年01月22日 17:41




ローマ、エルサレムと並ぶキリスト教の三大巡礼地に数えられてる、スペインの西端サンティアゴ・デ・コンポステーラを

訪ねる旅「エルカミーノ・デ・サンティアゴ・デ・コンポステーラ」。

伝説によるとイエスの12使徒の一人ヤコブの遺体が埋葬されているという、世界遺産のサンティアゴの

大聖堂を訪ねる旅ですね。

1000年以上の歴史をもつ聖地への道は今も年間10万人がフランスからピレネー山脈を越え、スペインの

山あり谷ありの難所を越える800kmに及ぶ征大なロマンの旅ですよ。

pepeは一昨年9月18日から23日かけて、20kgのリュックを背負って800kmの道を踏破しました。


南フランスのサンジャンピエドポーをスタートし、ピレネーの山を越え、毎日野越え、山越え、道なき道を

ただひたすら西へ西へと歩いた23日でした。

アルベルゲと呼ばれる巡礼宿に泊まるのですが、限られた木製のベッドのみ、早い者勝ちでベッドを

確保すると寝袋を敷いて休みます。シャワー、トイレは男女共用で、それも一つか二つ、夜中のトイレは

慣れてくると女性もパンツ一丁で平気。

宿代はドネーションですませます。

朝、暗いうちに懐中電灯を頼りにスタート、場所を見つけては野糞。若い女性も平気でやってました。

毎日何十人ものペレグリーノと、追いつき追い越され、「ボンジュ!」、「サバ!」、「ボンジョルノ!」、

「ヴェノスディアス!」、「ブエンディア!」と、各国の挨拶も覚えちゃいましたし、多くの友達もできましたね。

牛に尻を突かれ、野良犬に噛まれ、それでも23日目にサンティアゴの大聖堂の雄姿を目の前に

涙がとまりませんでした。



今年もまたチャレンジしますよ。

じゃん公女性ブロガーの父上もチャレンジするんですよね。

興味のある方、毎年pepeは行きますので、ご一緒しませんか?