シャンパンの聖地を訪ねて

pepe

2011年05月28日 09:46

5月22日 今日は、今回の旅の目的の一つ、究極の飲兵衛の命水、シャンパンの聖地、シャンパーニュへの日帰りの旅です。

シャンパンとは、ここシャンパーニュ地方で造られる発泡性のワインのことを言い、他の地方でとれる発泡性ワインは、

ヴァンムースとかスパーリングワインと言い、決してシャンパンとは名乗れません。

たとえボルドーやブルゴーニュであろうが、イタリアやスペインも、まして日本でもシャンパンは存在しないんですね。

朝8時50分のTGVでパリ東駅を出発、50分ほどで、シャンパーニュ1の町ランスに着きました。

駅から尋ね尋ねて、MUMMの本社に


本社のオフィスは小ぎれいな建物ですね。

ガイドさんに連れられてカーブへ


ちょっとカビ臭く、冷やっとした地下道です。

フランス語の解説は、何とかわかるんですが、逆に質問されると・・・・

圧倒的な広さと、歴史の重さを痛感しました。

最後に・・・


そうです。テイスティングさせてもらいましたと。

日本で生ビールも生産工場で、飲むのが一番美味しいのと同じ?

本場の味はともかく違う、旨い!!!

さて、MUMMを出た後は、ランスの有名なノートルダム大聖堂を見ようと・・・


歩いてるとこの街にはトラム電車が走ってました。


フランスやスペインにはいくつかのノートルダム(聖母)がありますが、ここランスの大聖堂はフランスの歴代の

国王の戴冠式の会場としても有名です。

中に入ると・・・


ゴシックならではの、豪華なステンドグラスが眩い・・・これは何とシャガールが描いたステンドグラスですよ。

で、お昼はと・・・


1つ星の店「Azur」で、自然栽培で造ったシャンパンを飲みながらフォアグラでの中食をとり、

バスでランスと並ぶシャンパンの聖地エペルネへ。

途中には葡萄畑が広がり


スペインの様な棚はありませんね。いい香りがしますね。

エペルネには、ドンペリニオンで有名な「モエ・エ・シャンドン」の本社があり


ここでも案内してもらいましたが、


延々28kmにも及ぶ地下のカーブ。

ガイドがいないと絶対迷子!

そして、最後にはまたまたテイスティング


MUMMの印象が強かったためか、味はモエの方が劣るような気がしました。

夢だったシャンパーニュ巡りを終え夜パリのホテルに戻ると、メッセージがあり・・・

旧知の日本人シェフ並木さんから・・・・

着替えてレストラン「Namiki」に直行。

1664から始まったデギュスタシオンは、日本の香りさえ感じました。


アニョーの背肉ですね。

こうして、弾丸特急旅行の5泊目が始まり、明日は5泊目が終わり、11時発のAFでロワシーから日本へ!