昨日は「ヌーベルキュイジーヌTakahashi」での、オープン以来初の「初夏の美食会」でした。
もちろんpepeも・・・そして最上のテーブルで。
いつもだと、すぐ1664で喉を潤すんですが、今日は満席のお客さんの中で我がままは言えません。
やっと、アペリティフです。
あのKRUGがピノ・ノワールを全てこのペウシモネから買い取ると言う隠れたピノノワールの名手。
「PEHU SIMONET」ですよ。
年間2万本しか造りません。
輝きのある黄色、きめ細かな泡立ち・・・・。
ココ・シャネルでかためた妖艶な美女がpepeの前でそっとベールをあげてくれました。
ルージュの艶めかしい香りにうっとり・・・・そんな感じのシャンパンです。
アミューズです。
「フォアグラのフラン」です。フランは元々お菓子だったんですが、そうそうプリンの親籍みたいなもん。
最初のワインは「BOURGOGNE MARC MOREY」の2006年です。
シャサーニュモンラッシェの名門モレ家の直系。
芳醇でトーストやミネラルを基調としたワインですね。
小高く積まれた麦わらの山から、大きな白い帽子をかぶった初々しい女の子が恥じらいながら近づいて来た。
麦わらのちょっとむせかえりそうな素朴な香りと、彼女の汗ばんだ香りがミックスされた・・・そんな感じの白ですね。
そして、アントレです。
いつもながらのきれいなデコレ。今日の目玉はよく熟れたチョウザメのマリネでしたね。
そして、ポタージュは「佐伯産のホワイトアスパラのスープとグラス」です。
ヴィシー感覚のポタージュで同じスープのグラスがアクサントを醸してましたね。
今日のポワソンです。
「活き鯛のパイ包み焼き」です。
この料理は数人は集まらないとなかなか出来ませんよね。
pepeには一番美味しいポーションでした。
さて、次のワインは・・・。
「BOURGOGNE COTE CHALONNAISE」の2007年です。
あのロマネコンティの共同経営者が造りだす秀逸なワイン、こだわりのあるワインです。
追っても追っても、掴まらない彼女、やっと掴まえ、遮二無二彼女の唇をむさぼり・・・
そんな感じの濃い色合いと芳醇な香りの赤ですね。
さてさて、ちょっとお口直しをと。
お姉さん、ルージュが乱れてますよ。
いい鴨の色具合・・・。
「ジャラン産の鴨ロースのハチミツロースト・ジャルディニエール風」
いつも風が吹いてるジャランならではの鴨のしまり具合、それでいて身は柔らかいんですよ。
さあ、アントルメです。
デセールワインは「MUSCADET DE BEAUMES DE VENISE」ですね。
フランス最高のデセール用ノミュスカ!
お腹いっぱいだなぁと、背もたれにゆっくりしてると、後ろから目隠しをされちゃった。
香水の香りとは違い・・・彼女の髪から甘酸っぱい・・・そんな感じのワインでした。
高橋親子、藤内君、そしてピアノを弾いて下さった宮川さん、どうも有難う!
Merci beaucoup!