ワインからチーズそしてコーヒーへ・・・

pepe

2013年04月22日 17:00

昨日、佐伯のトラットリア「VIVO」の後は「ランブル」へ直行。

ランブルと言えば、銀座の名店ランブル出身のマスターの経営する隠れた名店ですね。

エッ!?

こんなとこに?

入るや否や琥珀の香りが・・・。

ここのマスターは自分の舌でテスティングして納得いかないコーヒーは、そのまま流しに捨ててしまう光景を

時々見るんですね。

果たしてお客さんの中に、その味がわかる人がいるかと聞くと、あくまで私のこだわり。

そう言うコーヒーをお出ししたことに後悔したくないので・・・・って。

pepeはワインはソムリエだし、チーズも検定合格したし、次はコーヒーをと、これからマスターの教えを

懇願した次第。

モカやキリマンジェロやコナとかは分かるけど、何か珍しいのをお願いしたところ・・・。

これはどうでしょう?


この3つのコーヒーの中で極端に粒の大きな・・・


ブラジル種の突然変異で生まれたマルゴジベと言うニカラグアのコーヒーだそうです。

あまりの美味しさに作付けが増え、そのため高地栽培が適してたのに効率ばかり優先させて

低地栽培が増えてきて品質は落ち評判を落としてしまった。

品質の良いマルゴジベをと、銀座の本店のランブルの関口会長が一念発起して独自で高地栽培を。

そして生豆のまま10年間寝かせたあと焙煎したと言う貴重なコーヒーです。


一口口に含むと、まろやかさが素敵です。

マスターが、それでもコーヒー豆の中にも時に悪い豆が一粒でも混じってたら、もう駄目ですよって。

これがそのコーヒーですよって


飲んでみて下さい・・・?

そう言われれば、上唇の内側にちょっと苦味を感じ・・・するとマスターがもう残して下さい。

売り物にはなりませんからって。

いやあ素晴らしい矜持ですね。

早速弟子入りしなきゃぁ。



本日まで走った月間距離341km    通算距離78745km