イタリアのスープって複雑?
・・・・と言うか、使う材料で名前が違うんだよ。
スープのイタリア語はズッパだけど、ズッパの語源は「湿らせたパン」、だからパンがなくては意味をなさないんだよ。
要するにパンを具として加えたり添えたりしたタイプのスープのことをズッパって言うんだね。
日本では具沢山のミネストローネが有名だよね。
そう具沢山の野菜スープだけど、ミランは米など土地によって入れる野菜が違うね。
(ミネストリーナ)・・・・ブイヨンベースの澄んだスープで具は少なめ。
例のメニューで「イン・ブロード」って書かれてたら間違いなくミネストリーナだね。
(ミネストラ)・・・ズッパでもミネストローネでもないし、ミネストリーナでもない、色んなタイプのスープのことをミネストラって
言うらしいね。
クリーム系のスープや裏漉しタイプのスープなどが当てはまるんだよ。
今流行のカボチャのスープなんかがいい例だね。
では、フランスでスープを総称する言葉がポタージュであるように、イタリアではミネストラって言うのが正解だぜ・・・。