海老好きの皆さんに一言・・・・

pepe

2013年09月18日 05:20

世界で生産される海老の7分の1、年間20数万トンを消費している日本、そうpepeを含め日本人が一番好きなのが海老ですよね。


海老の中でも縁起物として昔から重宝がられてる伊勢えび・・・

でも通の言う海老の王様はやっぱり車えびですね。

伊勢えびと車えびに、どれだけの旨み成分が含まれているか比較してみましょうね。

旨み成分とは、「Glu」つまりグリシン、アラニン、・・・・

(AMP)・・・アデニル酸

(IMP)・・・イノシン酸

特に海老の旨さはグリシンの含有量によるって言われてますが・・・

伊勢えびのグリシンの含有量は100gにつき1191mgに比べて

車えびは1220mgと圧倒的に違うんですね。

さて、車えびは踊りで食べるより湯がいて食べるほうが絶対美味しいですよね。


これは大分の「月の木」の車えびのお鮨ですが、必ず活きた海老を串で留め4~5分真っ赤な車輪のようになったところで

冷水で冷やし、人肌ぐらいになったら上げ笊に・・・・

食べ方は必ず尻尾の方からですよ!

頭のほうは味噌の甘~い味があるからですよね。

さて、旨そうに見える


伊勢えびの活き作りですが、プリプリしててピクピク・・・贅沢ですよね。

ところが旨みも甘みも今一足りませんね?

これは前に書いた旨みヌクレオチドの(AMP)や(IMP)が、伊勢えびの筋肉中に(Glu)との相乗効果で旨みを呈したり

甘みのレベルまでに到達してないんですね。

ではどうしたら・・・

料理が出されてもすぐ箸をつけては駄目ですよ。

おあずけすること3~40分、さあ食べてみてください!

ナニコレ!?

ただ大勢だとあっという間になくなっちゃう!?

まあ、今佐伯でも開催中の伊勢えび街道ででもトライしてみては・・・?