2010年11月01日

ごまだし・・・、海鮮丼に一工夫を

pepeの美食学の11回目ですよ。とりあえず、昨晩のワインは
ごまだし・・・、海鮮丼に一工夫を

「リンカーン・エステイト シラーズ」でした。南西オーストラリアのシラーズです。

パワフルさと洗練度はコストパフォーマンスずばり!

さて、今回のテーマですが・・・。

最近B級グルメってのが流行ってますが、どこでAとBを分けてるんでしょうね。

B級だってA級並み、いやそれ以上の味もあるし、A級とうたってても味はC級ってのもありますよね。

今回はpepeの独断と偏見と思ってもかまいませんが・・・。

まず、ごまだしうどん、美味しいし大好きです。

あの丼の端に、大葉とその上に天かすを乗っけてみてください。

ちょっとした油脂が、味覚をよりそそりますし、味に風味と変化が生まれますよ。

それから、海鮮丼の類です。

活きのいい魚はいいんですが、飯がどこも今一つですね。

飯にダマがあったり、柔らかすぎたり・・・。

ここで提案です。

飯に葉ワサビを入れてみてください。

エッ!と思うこと間違いありませんよ。

いずれも、騙されたつもりでお試しください。

Posted by pepe at 11:32│Comments(4)
この記事へのコメント
葉ワサビの御提案、想像しただけで美味しそうですねぇ~(^^ゞ

僕もこの手の丼ものの“ご飯”については疑問に感じてました。
 温度も難しいし、ご飯の固さによって具材との馴染みが変わってきますもんね。

 葉ワサビを混ぜ込むことで寿司のシャリ切りみたいにふっくらさせたら
 具材とも馴染むし美味しいでしょうねぇ~


そういう意味では、イベントなどでの出先での販売。
 やたらこういったのが流行ってますが、
 本当の手間暇かけた料理を出すには出先では無理があると思います。
 焼きそばなどでも、大量に作るため本来のパリパリ感が無かったり
 丼もののご飯にしても、会場では工夫できる余地も無いと思われます。

やはりこういったモノは、
 その場に行ってその場の雰囲気とともに味わうのが一番だと思うのですが。

そんな本来のモノとは違った形だけの料理を食べるために混雑の中行列に並ぶ。
 そんな行為こそ“B級“なのではないかと思う今日この頃です。

 宣伝のためには仕方のないことなのかも知れませんが、
 こんなことに踊らされていては
 本来の伝統料理であるはずの地域に根差した料理を守ることはおろか
 何も残らなくなってしまうのではないかと心配になってなりません。
Posted by 黄昏呑兵衛(けんちゃん)黄昏呑兵衛(けんちゃん) at 2010年11月01日 11:53
けんちゃん
さすが県南を代表するグルマン!
踊る阿呆にですよ。
食べたかったら来いよ!の意気が欲しいよね。
あと、けんちゃん、松の実を丼の底にちょこんと敷いてるともっといいって思わない?
Posted by pepe at 2010年11月01日 12:07
B級グルメという概念は文藝春秋の編集者であった内藤厚さんという方がラーメン、蕎麦、丼といったものを原寸大のカラーで見せるということから始まったようです。
しかし、そこにあったものは料理人の仕事に対する心意気への熱い共感で、華やかなマスコミ世界の料理に対するアンチテーゼであったのかもしれません。
それからすれば、ゴマだしの手間のかかり様は本来究極のB級グルメにもかかわらず、小手先を変えただけの一発勝負的発想が席巻している現状が残念です。
Posted by タロー at 2010年11月02日 01:35
タローさん
B級グルメって、そんな経緯があったんですか。
いくつになっても勉強することがありますね。
ゴマだしも、美味しいんですけど何か今ひとつ・・・。
皆というか、メディアも褒めるもんですから、ホント美味しいなぁなんて思うんでしょうね。
Posted by pepe at 2010年11月02日 07:40
 
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