2011年06月03日

パリ二日目は豪華なデジュネ

 昨夜の「L'Angle・・・・・」の舌触りがまだ余韻として残ってるのに・・・。

そうなんですよ!2か月前に申し込みやっと1か月前に1席とれたグルメ垂涎のレストラン「L'ATERIER de Joel Robuchon」。

世界中から食通が訪れると言う店。pepeのドレスコードはD&Gのジャケットにパンツ、ディーゼルのデッカーという姿。

これでOK.。

14時半ってことで、着いてわかったんですが、ここは11時半、14時半、18時半の3回転のみの完全予約制。

右隣にはニースから来たご夫婦。

左隣には見るからにイタリアンのお洒落夫婦、奥さまは食べる前に、そっと数カラットの指輪をはずしてましたね。

「Narumi」のアシエッテやカトラリーに傷をつけないようにとの繊細な心配りですね。

pepeもすっかり緊張してしまいました。

アペリティフとして、「Krug」のグラン・キュベを飲みながらメニューと格闘?

結局、「Decouvert」ってのを頼みました。

Decouvertって「偵察」とか「発見」とかいう意味ですから、一種のお任せ料理みたいなもんでしょう・・・。
パリ二日目は豪華なデジュネ

カタコトのフランス語で写真撮影の許可をもらいましたが、最初のアミューズは、よく聞き取れなかったんですが

ウルサーンって聞こえたんでウニの・・・・多分エスプーマ化したジュレなんでしょうね。
パリ二日目は豪華なデジュネ

「Le Homard」は「en carpaccio aux fins aromates」。

香り豊かなオマール海老のクリュをカルパッチョ仕立てに・・・でしょうね。
パリ二日目は豪華なデジュネ

「Les fevettes et les petits pois」は「en fine creme legere et sarriette」

「ソラマメとエンドウ豆のハッカ風味に仕立てたポタージュ」・・・でしょうね。

ここは、次はこんな素材ですよって言われ、次にこういう風に仕立てたんですよって説明があるんですね。
パリ二日目は豪華なデジュネ

ワインは「ムルソー・クロ・ド・ラバール」の2004年です。

深遠な味わいは芸術的な感じさえ憶えました。
パリ二日目は豪華なデジュネ

「Le foie gras」ですが、「de canard chaud、cerises confites a l’hibiscus」

「下にハイビシカスの酢漬けを敷いた温かいフォアグラ」とでも言うんでしょうかね?

絶妙な味でした。
パリ二日目は豪華なデジュネ

ちょっとお口直し?

「L'[oeuf」ですが、「cocotte a la creme legere de morilles」

「モレーユ茸を軽く混ぜた玉子のココット」ですね。

このタマゴってどこの産?

美味しいんですよ!
パリ二日目は豪華なデジュネ

忘れるとこでした。

そうそうワイン、ワイン。「シャトー・ヌフ・ド・パープ・フィアンセ」の2007年ですよ。

グルナッシュのアロマってすぐわかるようになったpepeの今日でした。
パリ二日目は豪華なデジュネ

「La Truite」ですね。「sauvage de L'Adour、Grenobloise  legerement tomatee」

「グルノーブルで獲れた天然の鱒に軽くトマト風味に」でいいんじゃないですか。

この鱒のグリエーレ状態、凄いですよね。ピーンと張った皮、高温で一気に・・・それでいて、ナイフがスーと入り、

身は柔らかくホクホクしてましたね。
パリ二日目は豪華なデジュネ

次はアニョーかカイユかヴォーのうち一つお選びくださいって言うんで、珍しいカイユ、そうウズラを選びました。

「farcie de foie gras et caramelisee avec une pomme puree a la truffe noire」

「黒トリフをキャラメル状にして、中にフォアグラを詰めたウズラ」とでも言うんですかね?

日本では滅多に味わえない逸品でしたね。

また、ワインと絶妙のマリアージュでしたよ。
パリ二日目は豪華なデジュネ

「La Fraise」です。イチゴのことですが、「marinee a l’huile d’olive des Baux」

「ボー産のオリーブ油でマリネした・・・・」

おっとキンタのポルトですよ。
パリ二日目は豪華なデジュネ

そして、もう一つデセールが
パリ二日目は豪華なデジュネ

「eau de jasmin givree sur un chutney acidule」

なんか「シャーベットを詰めたジャスミン風味の・・・・」もう、ようわからんわ!
パリ二日目は豪華なデジュネ

やっと、カフェでした。

美味しかった!

確かに美味しかった!

ああ、もうちょっとフランス語勉強しよう・・・・。多分三日坊主?

で、〆て260ユーロ。

まあ3万円ですが、借金しても行くべし店の一つでしたね。

pepeの食道楽はぼつぼつ佳境?

でも、フランスでの食い道楽はまだ続くんですぞ。


Posted by pepe at 07:59│Comments(4)
この記事へのコメント
予約がとれないだけあって、上品な提供、お洒落ですね~。
pepeさんの緊張も伝わりそう、だって写真がブレてない(笑)
Posted by あんこ at 2011年06月03日 08:08
緊張のあまり、いつもの取りあえずビールを飲むのも遠慮しちゃいました。
むこうのアラカルトなんて頼むとポーションがでかすぎて、あんこさんでも
多分一人前無理?
多品種少量が一番!
Posted by pepepepe at 2011年06月03日 08:13
見ただけで、ご馳走様~!ってかんじですね。
品数も多いし、どれもこれも素敵!!

最初のとLa Fraiseの食器が気になりました。
こういうの大好きです。
Posted by ekkoekko at 2011年06月03日 23:05
ekkoさん
Bonjour!
品数は多いけど、ヴォリュームはないとこがいいんですよね。
なにせ向こうのカルトのポーションは・・・。
ロブションの白い器は、日本の「Narumi」製ですよ。
備前みたいなのは、聞きませんでした。
Posted by pepepepe at 2011年06月04日 06:30
 
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