2012年09月11日

pepe7つのタブーの危機・・・

 今はなき我が美食倶楽部には7つの禁止事項があり、これを破ると即退会というルールがありました。

それは・・・・但しこれはpepeたちのちょっとした矜持に過ぎませんので・・・。

① たこ焼き

② お好み焼き

③ ラーメン

④ ハンバーガー

⑤ 回転寿司

⑥ ファミレス

⑦ ファーストフード

 ①のたこ焼き・・・・ついに先日佐伯で禁を犯しちゃいました。

            何とも言えぬ味で正直また食べたいとは思いませんでした。

 ②のお好み焼き・・・日本の料理の素晴らしさは「引き算」の魅力です。

            「お出し」でも、鰹節や昆布を引くことであの美味しさが出ます。

            西瓜にかって塩をつけて食べてましたね?あれは塩をかけることで西瓜の甘さを引き出してるんですね。

            ところが、お好み焼きはただ加算に過ぎません。

            もっとも、pepeが子供のころ、素焼きに、せいぜいもやしが乗っかってた・・・あれは、フランスのガレット同様

            美味しかった!

 ③のラーメン・・・好きな人にはたまんないらしいですよね。

            日本蕎麦には蕎麦自体に風味と味がありますが、ラーメンはどちらかと言うとスープですね。

            あのスープには旨みのエキス、イノシン酸、グルタミン酸・・・味の素を10杯ぐらいの旨み?

            加算の典型ですね。

            空腹時の敏感な舌の感覚が失われてきそうなんです。

 ④のハンバーガー・・・これはって思うほど美味しいパンでもないし、これはって思うほど美味しいハンバーグでもない、

            ヤンキー気質の食文化の典型です。

            但し、ハワイのハレイワのKua’Ainaのアボカドバーガーだけは例外!

 ⑤の回転寿司・・・これは現代の新しい食文化ですから、個人の嗜好次第と思いますね。

 ⑥のファミレス・・・これも先日破っちゃいました。

            確かに味やサービスを求めるよりは利便性?

            ただ、喫煙席の雰囲気はお子さんには・・・?

 ⑦のファーストフード・・・これも現代の典型的な食文化ですよね。

            パリにもけっこうありますしね。

            まだ、未経験ですね。

 と言うことで、己に課したタブーも危機に面してますが、あくまでもこれはpepeだけの矜持ですので・・・。

古稀を迎える年齢で、贅沢とは言いません。

自分の懐の許す限りは、両親にもらった大事な「舌」だけにはいつまでも夢を忘れさせたくないのです。

一年寄りの戯言でした・・・。

さあ、今日もイタリアンを・・・。   

Posted by pepe at 06:16│Comments(4)
この記事へのコメント
引き算の魅力、自分で料理しているて、だんだん分かるようになってきました。だし汁、醤油、みりんで作る煮物も、昔はレシピ通りの味付けで作っていたのですが、野菜などの素材からうまみや甘みが出ることが分かり、最近はだし汁を薄めにしたり、調味料を控えたりしても十分おいしいと思えるようになりました。加算方式はおいしいかもしれませんが、素材の味やうまみが隠れてしまって残念。我が家ではなるべく引き算の味で子どもたちの味覚を教育したいと思っています。
Posted by せさみんせさみん at 2012年09月11日 06:27
せさみんさん
お早うございます!
素材の良さを旨みを引き出す・・・日本の先人の知恵って素晴らしいと
思いますよね。
フランス料理や中華料理の加算、足し算の料理もけっして否定は
しませんが、お子様に引き算の味で味覚を教育するせさみんさんに
敬服します!
Posted by pepepepe at 2012年09月11日 07:12
確かに素材を大事に。
そういう意味では和食の本髄はそこにあるんでしょうね。

ただ、私なんかはフツ~の俗食文化の真ん中に居る身としては
お好み焼きの美味しさを語らせたら止まりませんけど!

次は何を食べさせようかな?
タブーを犯すだなんて、おっしゃらないで。
案外、はまるモノも有るかも!
Posted by ekko at 2012年09月11日 09:00
ekkoさん
お早うさん!
そうそう、忘れてた!
一番肝心なのがその時食べる相手だったよ。
ekkoさんと一緒だと、豚や鶏もテンダーロインになっちゃうもんね。
はまるモノって何だろう?
Posted by pepepepe at 2012年09月11日 09:57
 
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