2013年10月25日

日本一の天ぷら「近藤」だぜ!

 日帰り東京怒涛の食べ行脚、「すきやばし次郎」のあと、1時間後にはちゃんと予約済みのミシュラン二つ星、もちろん日本一と言っても

過言ではない銀座5丁目にある天ぷらの「近藤」へ。
日本一の天ぷら「近藤」だぜ!

並木通りとみゆき通りの交差点のビルの9階にあります。

大将の近藤さん、ちゃんとpepeのことを覚えててわざわざ九州からと言ってご自分のまん前の一番いい席に

案内してくれましたよ。

美しい銅鍋が二つ・・・
日本一の天ぷら「近藤」だぜ!

まず海老の頭から。

低温で揚げ、ほとんど衣もないけどパリパリっとした中に食べてるとしっとりした感じも・・・。
日本一の天ぷら「近藤」だぜ!

目の前でピチピチしていた活き海老を210度の鍋で・・・

外はサクサクと心地よい弾力、中は半レアとほんのり甘~く、名人技の極意ですね。
日本一の天ぷら「近藤」だぜ!

何と太いアスパラなんだ!

まさに竹輪と同じぐらい!

オーストラリア産だって・・・・薄い衣を透けてアスパラの瑞々しいグリーンカラーが、そしてホクホク!!

すると後ろからスタッフがもう天紙を替えてくれました。
日本一の天ぷら「近藤」だぜ!

北海道の契約農家のピーマンですね。

高温で揚げてるので
日本一の天ぷら「近藤」だぜ!

種まで美味しく食べれましたよ。

近藤さんはもう油を替えてましたよ。

見てると太白ごま油をすぐに新品と取り替えてますね、疲れて酸化した油なんて絶無ですよ。
日本一の天ぷら「近藤」だぜ!

江戸前のキスですね。

天ぷらの女王ですね。

身が強く反り返り、衣が花を咲かせた逸品、ふっくらと柔らかく上品で繊細、近藤さんはこのキスを低温で

揚げてます、そのため微妙なまでの柔らかさを味わえますよ。
日本一の天ぷら「近藤」だぜ!

茄子は上鴨のもぎなすです。
日本一の天ぷら「近藤」だぜ!

近藤さん曰く、揚げる技術の追求ではなく、素材を追求してますって・・・・と言いつつ我が九州の

熊本の利平栗を揚げてくれましたよ。

これも低温でゆっくり揚げてるせいか中心までホクホクしてました。
日本一の天ぷら「近藤」だぜ!

今が旬のスミイカですね。

これも外は熱々、中は半レアと言う見事な・・・・
日本一の天ぷら「近藤」だぜ!

可愛いペコロスですよ!

玉葱の皮と皮の間に高温の油がしみ込んでるので、そのまま噛むと熱い油が出てくるので、崩しながら

ごゆっくりお食べくださいって。

いや、ほんとアッチー!!
日本一の天ぷら「近藤」だぜ!

名人は腰も低く色々お話してくれますが鍋のまえでは決してしゃべりませんね。

ちょっと場所をずらしてお話してくれますね。
日本一の天ぷら「近藤」だぜ!

さて天ぷらの王様穴子です。

穴子って魚は鮨もしかり天ぷらもしかり、穴子しか味わえない独特な旨さがありますよね。

pepeの目の前でちょっと肉厚の穴子を捨ててました。

穴子は肉厚よりも肉薄の方が絶対に旨いんですって。

ところで天紙を替えること6回・・・。

油を替えること4回!!
日本一の天ぷら「近藤」だぜ!

かき揚げは天茶で頂きましたよ。

見てるとかき揚げは、具に衣をつけて揚げるのではなくタネを油に浮かし、そこに具と衣を

足していくと言う妙技で揚げてますね。

小海老と小柱が見事なマリアージュを発揮しワサビも香ばしくお茶、ご飯とも素晴らしいの一言でした。

そして食後には
日本一の天ぷら「近藤」だぜ!

山梨のシャインマスカットと最後まで素材に凝った近藤さんでした。

帰り際、近藤さんがpepeさん大分のカボスを使いたいんですが酢橘の方が・・・そうですよね姿、大きさでね。

気がつけばあっという間の1時間半、しかし至福の時間でした。

そうそう、ミシュランの星なんて流れ星みたいなもんですよって・・・近藤さんの腰の低さに感動しましたね。

Posted by pepe at 05:20│Comments(0)
 
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