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2012年10月16日

ピッツァ(ピザ)談義⑤

 ところで、皆さんはピッツァのコルニチョーネ(額縁)を食べますか?


ナポリのピッツァは生地を中心から手で延ばしていくので生地中の空気が縁に集まり、その結果縁が膨らんでますよね。

一方、ローマやミラノでは麺棒で延ばすので縁は膨らまないんです。

さて、このコルニチョーネ、ナポリの人たちもかっては食べなかったんですが、最近はここを食べてこそ真のピッツァなんて

宣伝してますね。

でも、pepeはソースもついてないし硬いとこだけに絶対残しますね。

イタリアで全部食べてる人なんて偶然かも知れませんが一度も見たことはありませんね。

ついでに、垂れ下がるピッツァはいかんですなぁ。

生地が厚く、焼きが低いか足りない証拠ですよね。

県内でも湯布院なんかでは美味しいピッツァが食べられるようになりましたね。

でも、ここでも皆さん、ピザ、ピザって呼んでるのはちょっと・・・?

イタリア人って愉快なのはピッツァの硬い縁は食べないのに、パンはカリッと焼けた周りの皮がすきなんですよね。  

Posted by pepe at 16:16Comments(0)

2012年10月16日

ピッツァ(ピザ)談義④

 昨日リストランテFioreでプランツォ食べながら、Kシェフと話したんだけど、リストランテなのにまだまだピッツァが

ないの?って聞かれるお客様がいるんですって。

さて、今回のピッツァ(ピザ)談義は、いわゆる本場イタリアのピッツァとアメリカのピザの違いを・・・・。

イタリアのピッツァについては、もうお話しましたよね。

では、日本でもまだ主流に近いピザのお話を・・・。

ピザとはピッツアの英語読みなんですが・・・・。

19世紀後半にイタリア移民の人たちがアメリカ、特にニューヨーク辺りで彼らなりのピザを作り始めたらしい。

ですから、1940年代まではイタリア系住民しか口にしなかったんですね。

ところが大戦後、イタリアに駐留してたアメリカ人を中心に急に流行り始め、それがシカゴそしてウェストコーストまで

飛び火しちゃったんですね。

シカゴ風のピザなんて例のディープディッシュって奴ですよ。

そして、戦後の日本に駐留したアメリカ人の熱心なリクエストにニコラスがオープン、73年にはシェーキーズと

すべてオーナーはアメリカ人、2000年代になってからはピザパイやピザトーストと、ピザはピッツァと違う

市民権を得たんですね。

タバスコに粉チーズ?

イタリアでは決して使いませんよ。

だって、タバスコなんてアメリカのルイジアナの製品なんですね。

ピッツァにしろ、ピザにしろ、美味しいものは美味しい!

好きであればどちらでもいいですよね。

さて、今宵?

グランドブルゴーニュから・・・。

  

Posted by pepe at 06:59Comments(0)